本体を構成する部品(パーツ)本体を構成する部品(最低限必要なもの)は
CPU演算処理や制御処理を行う部品でこれによってパソコンの処理能力が概ね決まってしまいます。家庭用パソコンの場合、搭載されているCPUメーカーはインテルとAMDでほぼ占有していますが、今回はインテルを例にとって説明しましょう。 現在のインテルのCPUはグレードによって
そして各グレード毎に内部クロック、キャッシュ、TDP、コア数の違いがあり、全部で種類は100以上あります。でもそれら全てを覚える必要なんてありません。 ※参考までに 内部クロック…とは2GHzとか3GHzとか書かれている数値の事で、一般的に数値が高いほど処理能力も高くなります。 (一般的ではないケース…内部クロックは外部クロック×倍率で決まります。その為、同じ2GHzの内部クロックでも400Mz×5の場合もあれば、800Mz×2.5の場合もあります。この場合後者の方がパソコン全体の処理能力は上です。) キャッシュ…とは早い話がメモリより高速な『CPUに内蔵されたメモリ』で1次キャッシュとか2次キャッシュとか呼ばれているものです。キャッシュがあるない、2次キャッシュがあるないでパソコンの処理能力が変わってしまいます。当然あるほうが処理能力も高くなります。 TDP…とは早い話が消費電力みたいなものです。(正確には熱設計電力といいますが)同じ内部クロックでもTDPの違いがあり、TDPの値が低いほど消費電力も少なく済みます。が、値段は少々割高になります。 コア数…とは単純な話1つのCPUの中に入っているCPUの数です。(…分かりにくいかなw) まあ、この数が多ければ多いほど処理能力は高くなります。 その他の違いにソケット形状がありますが、現在の主流が『LGA1155』と呼ばれるもので上記グレード全てLGA1155が存在しますので特に気を使わなくてもいいかと思いますが、PentiumとCeleronについてはかなり旧世代のCPUから同じ名前のものが存在しますので注意が必要です。 将来的に性能アップを図ろうと思った時に、旧世代のソケット形状(例えばLGA775)のPentiumやCeleronはCPUの交換がほぼ不可能となります。新聞に添付のチラシ広告などにはこのソケット形状の表記があまりされていないのでPentiumやCeleronのCPU搭載のパソコンを購入しようと思ったときは注意が必要です。(特に安売り品の場合)メーカーサイトや雑誌などで調べておくことをお勧めします。 さて、やりたい事に対するCPUの選択の目安を表にしましたので参考に。(あくまでお勧めというレベルで、下位のCPUを使用してもパソコンの動作が重くなったり、反応しなくなったりするだけで動かない訳ではありません。)
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